オーストラリアで、パスポートに3つめの性別が追加されたようである。
もちろん、生物学的には男性、女性の2つしか存在しないのであるが、
性同一性障害により、自分がそのどちらでもないと認識している人は、
「X」という新設された性別を選択することができるらしい。
これは、性的志向や性的アイデンティティーに基づく差別をなくすと
いう観点から導入、実施されることになったようだ。
一般的な人にとってしてみれば関係のないことであるが、性同一性障害に
苦しんでいる人にとってみれば、ありがたいことなのかもしれない。
しかし、普通は性同一性障害の人は、身体は男性でも心は女性、
あるいはその逆、といった考え方だと思うので、自分が思う性別で
パスポートを作りたいと思うのではないだろうか。
そのどちらでもない、という選択肢は、むしろより差別的な気が
しないでもないのだが、それに関しては、オーストラリアの
性同一性障害の人たちの反応を見るしかないだろう。
また、性同一性障害というわけではないが、同性愛者である、という
人たちも、この「X」に該当するのかどうか、そこも気になるところだ。
それすらも分けるというのであれば、ますます差別的な感じが
してしまう。